2018年9月8日土曜日

北海道よもやま。

お休みが続き失礼しました。

幹線道路でバスを待つ間、「災害派遣」というバナーを付けた自衛隊の大型車両が
何十台も目の前を通り過ぎていきました。重機や人員を乗せて。
どこかの港から北海道へ向かうのでしょう。
その物々しい光景を目にして、大変な事が起きたのを「実感」しました。

いま中断している自作マスクの通販、
北海道の方からもたくさんお買い上げいただきました。
聞き覚えのある地名をニュースで耳にするたび、名状しがたい思いをします。

初めて北海道へ行ったのは、白老町にある友人の実家へ遊びに行った時でした。
苫小牧のすぐ近くです。
朝、新聞を買いに行くのに車で5km走るという、日本離れした所でした。

ハイキング気分で誘われて登った樽前山は霧の中。
1,000mを超える山に麓から登ったのはこの時が初めてでした。
素人にはめちゃめちゃきつかったです。

私の新婚旅行は北海道一周でした。
2週間休みを取り、車で自宅から出発(この時点で新婚旅行らしくないのですが)、
ベイブリッジきらめく青森港からフェリーで函館へ渡りました。
そこから丸1日かけて札幌へ。層雲峡から猿払、能取湖、知床を横断して羅臼、
野付半島、根室、様似、室蘭。ほぼ隅から隅まで行きましたよ。
ナビの付いてない車だったので、宿で翌日のルートをメモ帳に
ラリーのコマ図のように描いて、目印を過ぎるとページをめくってました。

納沙布岬に吹き付ける風はとても塩臭かったです。
どこかの宿では「あんたらが今年最後の客だ」と言われました。10月なのに。
走行距離は2,500kmを超え、買ったばかりの車は慣らし運転が終わってました。
(翌夏「アンコール」と称してもう一度行きました)

そんなわけで北海道とは少なからぬ縁があります。
1日も早く元の生活に戻れることを心より願ってます。

P.S. 拍手ありがとうございました。励みになります。

3 件のコメント :

  1. 紺さんも新婚旅行が北海道なんですね。
    うちも、北海道は、4.5回程起きました。最初は乗り鉄で、2回、3回目はライダー、4回目は、新婚旅行で。
    基本的に道北道東がメインで、被災地域は宿の都合で行きませんでしたが、地質があんなに脆弱性とは知りませんでした。
    札幌経由で、南側から富良野に入るルートで地質が湾曲してる斜面が、土地の成り立ちを表していることが印象的でした。

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  2. 私も北海道は何回も行きました。
    昔の方が観光地も整備されていなくて自然豊かで良かったと思います。
    地震で全道停電
    こんなの聞いた事ないですね。
    TVで説明聞いてある程度理解はしましたが、電力網は改善が必要のようです。
    北海道で紺さんマスクは実用的でしょうね。
    私も紺さんマスクしてフル装備で北海道行きたいです。
    遭難するかもわかりませんが(汗)

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  3. ニーハイさん、pepeさんこんにちわ。
    いつもコメントありがとうございます。

    ◆ニーハイさん

    乗り鉄で北海道もいいですね。
    車では見れない景色もさぞたくさん見たことと思います。
    ライダーというと変身する方を思い浮かべてしまう私ですが
    「身ひとつで移動する」感は旅の醍醐味だろうと思います。

    山肌がずる剥けになった空撮映像には私も驚きました。
    でもよく考えてみれば、傾斜がいい感じの角度(45度に近い)地形って
    崩れた結果がその地形なわけで、それなら今後もと用心しないといけませんね。

    自然が作った地形は嘘をつきません。
    お住いの地域でも、地図や現地などを観察するといろんな発見があると思います。

    ◆pepeさん

    まさかの全島停電には驚きました。道東などずいぶん離れているのに。
    本州との電力融通ができるのすら知らなかった私ですが、その細さを考えると
    1ヶ所の発電所に負わせる荷にしては重すぎるなと思いました。

    > 昔の方が観光地も整備されていなくて自然豊かで良かったと思います。

    そうでしょうね。でも逆に、観光客から見た北海道の人って
    どんな田舎でも観光客慣れしているのがありがたいと思います。
    知らない人に道を尋ねても人当たり良く教えてくれたりして。

    わが特殊防護服が北海道の寒さにどの程度耐えられるのか、
    一度身を以て体験したいです。

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